21 ウチダ 小半夏加茯苓湯 煎じ薬
煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。 |
(Mainly treatment) 痰飲嘔吐 |
●小半夏加茯苓湯は、古来より妊娠悪阻(つわり)、小児の嘔吐、諸病の嘔吐等の治療に賞用されております。本剤はこの小半夏加茯苓湯の有効成分を抽出、濃縮したエキスをのみ易くした製品です。 ●本方のハンゲ、ショウキョウは嘔吐を治す主剤で、ブクリョウはハンゲと協力して胃内停水を誘導し尿利をよくします。 ●妊娠嘔吐、諸病の嘔吐、小児の嘔吐、悪心等に用いて効果を発揮します。 ●胃内停水による嘔吐の妙薬とされ妊娠悪阻等には昔から好んで用いられています。少量ずつ冷服するとよいです。 ●吐き気や嘔吐をおさえ、体を楽にします。体力が中くらいの人で、胃に水分が停滞しチャポチャポしているようなときに向きます。 |
【適応症】つわり(妊娠嘔吐)、その他の諸病の嘔吐(急性胃腸炎、湿性胸膜炎、水腫性脚気、蓄膿症)、悪心、乗り物酔い、嘔吐、胃部に水分停滞感があって嘔吐するもの。 |
【妊娠・授乳の注意】 ●妊娠つわりの軽症・中等症の場合によく使用されます。 |
従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|---|
k1014 | 30日分 | 12,980円 | 13,629円(税込) |
【カゴに入れる↓】ボタンk9999をクリックするとあなたの買物カゴに商品が1個入ります。 複数個お買い上げの場合は数量を入力して、【カゴに入れる↓】ボタンをクリックして下さい。 別の商品の【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに別の商品が追加されます。 このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。 の使用ができるようになりました。 |
電話注文 » | FAX注文 » | メール注文 » | 直接来店 » |
●ご注文は、上記買物カゴ、電話、Fax、またはE-メールで承ります。 ご注文方法等・詳細 » |
【診断のポイント】 ●悪心嘔吐 ●心下痞硬 ●胃内停水 |
小半夏加茯苓湯は、次の証の方に最適です。 ●脾胃の痰 » ●肝胃不和(肝気犯胃) » |
【効能効果】(efficacy)(健康保険上) 体力中等度の次の諸症: つわり(妊娠嘔吐)、その他の諸病の嘔吐(急性胃腸炎、湿性胸膜炎、水腫性脚気、蓄膿症)、悪心 |
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。小半夏加茯苓湯は、吐き気をおさえる半夏と生姜、余分な水分を取り去る茯苓の3種類の生薬からなります。 日本薬局方 ハンゲ(半夏)6.0g 日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)5.0g 日本薬局方 ショウキョウ(生姜)1.5g |
食前または食間に服用してください。 食間とは…食後2~3時間を指します。 大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。 |
|
つわり(妊娠嘔吐)、その他の諸病の嘔吐(急性胃腸炎、湿性胸膜炎、水腫性脚気、蓄膿症)、悪心
【小半夏加茯苓湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈妊娠悪阻(つわり)〉
23歳女子。 ・現代病名:つわり | |
|
〈つわり〉
30歳女性。 ・現代病名:つわり | |
|
【小半夏加茯苓湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
五苓散 » …尿量減少、めまい等の症状は似ているが、悪心の程度は軽く、口渇がより強く、一度に多量に吐く場合に用いる。(水逆の証) | |
二陳湯 » …体力中等度の人で、口渇はあまりなく、心窩部不快感を訴える場合に用いる。肺胃の湿痰。 | |
六君子湯 » …比較的体力の低下した人で心窩部の膨満感、食欲不振、倦怠感などを訴える場合に用いる。(脾虚水飲) | |
半夏瀉心湯 » …体力中等度以上の人で、心窩部の膨満感、抵抗・圧痛、腹中雷鳴、下痢、食欲不振などを認める場合に用いる。(脾胃不和) | |
呉茱萸湯 » …冷え症の人で、頭痛、頚や肩のこりなどを訴える場合に用いる。(胃寒+水飲) | |
●本方は小半夏湯に茯苓を加味した処方で、処方名はこれに由来します。小半夏湯は元々は半夏湯と呼ばれていましたが、兄弟方として大半夏湯が出来たため、この名前になったと言われています。 |
煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ
煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30~40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2~3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
【頁内目次】…クリックして下さい。写真は上海の街並。