73 ウチダ 柴陥湯 煎じ薬
煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。 |
(Mainly treatment) 慢性気管支炎・気管支喘息 |
●気管、肺、胸膜などの炎症で半表半裏証を呈する方に用います。 ●肋膜炎・気管支炎・膿胸などで、胸が苦しく、咳を伴う方に使用します。胸の炎症や痛みをやわらげ、咳をしずめる働きをします。 ●昔から乾性肋膜炎に必ず効くといわれた名薬です。 ○体力が中くらいの方で、咳がひどく、胸苦しさや胸痛をともなうときに向きます。 ×顔色が悪く、体力の著しく衰えた方は禁忌(きんき)(服用を避ける)です。 ●肋膜炎・気管支炎・膿胸などで、胸が苦しく、咳を伴う方に適応します。 ●ただし顔色が悪く、体力の著しく衰えた方には用いてはいけません。 |
【適応症】咳、咳による胸痛、気管支炎、咽喉炎、肋膜炎の胸痛、気管支喘息、肺炎、肋膜炎、膿胸、胃酸過多症、胆石症、肋間神経痛 |
【注 意】(Remark)
×残念ながら、顔色が悪く、体がひどく弱っている「著しい虚証」の方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。 |
【妊娠・授乳の注意】
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。 |
●12月28日(月)〜1月4日(月)は、ハル薬局実店舗がお正月休みです。
従って、この期間のご注文の発送は1月6日(水)以降になります。
従って、この期間のご注文の発送は1月6日(水)以降になります。
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0990 | 30日分 | 14,980円 | 15,729円(税込) |
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【診断のポイント】 ●胸痛を伴う咳痰 ●心下痞硬、圧痛 ●胸脇苦満、往来寒熱 |
柴陥湯は、次の証の方に最適です。 ●熱痰 » |
【効能効果】(efficacy)(健康保険上) 咳、咳による胸痛。 |
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。柴陥湯の構成生薬は、下記の9種類です。柴胡と黄ごん、黄連の組み合わせにより、炎症をしずめる効果が高まります。半夏は、胸のつかえ感や吐き気をおさえる生薬です。そのほか、鎮咳・去痰作用のあるか楼仁、滋養作用の人参、炎症や痛みを緩和する甘草などが配合されています。 日本薬局方 サイコ(柴胡)5.0g 日本薬局方 ハンゲ(半夏)5.0g 日本薬局方 オウゴン(黄ごん)3.0g 日本薬局方 タイソウ(大棗)3.0g 日本薬局方 ニンジン(人參)2.0g 日本薬局方 オウレン(黄連)1.5g 日本薬局方 カンゾウ(甘草)1.5g 日本薬局方 ショウキョウ(生姜)1.0g カロニン(か楼仁)3.0g |
食前または食間に服用してください。 食間とは…食後2〜3時間を指します。 大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2〜3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。 |
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●本方は小柴胡湯と小陥胸湯の合方であり、両方の処方から1文字ずつとって名付られました。 ●胸の炎症や痛みをやわらげ、咳をしずめる働きをします。体力が中くらいの人で、咳がひどく、胸苦しさや胸痛をともなうときに向きます。 |
煎じ方その1
●土びん、ガラス製のポット、またはアルミやかんを使用して下さい。
注意:生薬には、タンニンを含有するものが多く、鉄びんの場合には鉄サビと化学反応して沈殿を起こすなど薬液に影響があるので使用しないで下さい。
●専用の自動煎じ器などを利用するのも良いです。
※ウチダの自動煎じ器『煎治』へ
煎じ方その2
●土びん、またはアルミやかんに1日分(1袋)と約600ml(コップ3杯)の水を入れ、フタをあけたまま約半量(300ml)になるまでトロ火(弱火)で約30〜40分煎じて下さい。
●できた薬液は、熱いうちに茶こしか、ガーゼで濾し、1日2〜3回に分けて飲みます。また、服用時にはなるべく温かくして飲んで下さい。
●後で飲む分は、冷まして冷蔵庫に保管し、飲むときに電子レンジなどで温めて下さい。魔法ビンなど保温容器に入れておくのも良いです。
●1日分を煎じたら、すぐに濾しましょう。そのまま放置しておくと、成分が必要以上に抽出されて、害を及ぼすことがあります。
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
【頁内目次】…クリックして下さい。写真は上海の街並。